BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか
キム・ヨンデ著/桑畑優香訳(柏書房)
韓国が生み、世界が育てたボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」。
いまや世界各地に熱狂的なファン「ARMY」を持つ
彼らの音楽と人気を論じる初の本格的BTS評論。
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K-POPが世界的なムーブメントになっているこの春、
「聴く」だけではなく、「読む」を通して、
K-POPについてより理解を深めてみませんか?
BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか
キム・ヨンデ著/桑畑優香訳(柏書房)
韓国が生み、世界が育てたボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」。
いまや世界各地に熱狂的なファン「ARMY」を持つ
彼らの音楽と人気を論じる初の本格的BTS評論。
私は私のままで生きることにした
キム・スヒョン著/吉川南訳(ワニブックス)
恋愛・結婚・出産に加えて、就職やマイホームも“放棄”する「五放世代」と呼ばれる韓国の若者。 BTSが作品で一貫して「Love Yourself(自分自身を愛せ)」を伝えてきたが、 この本も「自分を受け入れて」生きることのヒントになるのではと思います。(田中)
大韓ロック探訪記
長谷川陽平著(DU BOOKS)
まだK-POPという言葉がなかった1990年代に海を渡って韓国へ。 現地のインディーズシーンのど真ん中で活動しながら、自分しか鳴らせない音を求めた日本人男性の約20年を対談形式で紹介していく。 ガイドブックには載っていない韓国がここにある!(まつもと)
韓国社会の現在
春木育美著(中公新書)
BTSが「学校三部作」で疑問を投げかける管理教育や「青春三部作」で歌う若者をとりまく競争社会。 その背景にある「韓国のいま」を、統計データや学術資料によってつまびらかにする。 90年代から隣国を見つめ続けてきた著者の視点は冷静で鋭い。(桑畑)
妄想Trip! #おうち韓国(朝日新聞出版)
韓国旅行本の出版が減ったコロナ禍で、おうちにいながら韓国を楽しむためにと企画された一冊。 K文学、ドラマ、韓国料理レシピ、K-POPアイドルのデコトレカなど、これを読めば韓国のトレンドがわかる。(田中)
とにかく、トッポッキ
ヨジョ著/澤田今日子訳(CUON)
韓国の人気シンガーソングライターで作家、書店の店主としても活躍する女性のエッセイ集。 トッポッキという食べ物を介して語られるのは彼女の人生の記録。 幼いころの思い出や友人のことなど、どのエピソードからも彼女の飾らない人柄が伝わってくる。(まつもと)
ユング 心の地図
マレイ・スタイン著/入江良平訳(青土社)
BTSのアルバム『MAP OF THE SOUL』シリーズのコンセプトになった心理学書。 曲名にも登場する「Persona」や「Shadow」を詳解した第5章は必読。アルバムを聴きながら本書を読めば、 名声の裏で葛藤するBTSの心の声やARMYへのメッセージが浮かび上がるはず。(桑畑)
K-POP 動画 SNS これが知りたかった!韓国語単語集
宍戸奈美著(KADOKAWA)
『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』内でも取り上げたK-POPのSNSやコンテンツでアイドルがよく口にするフレーズが学べる。 ファンの“推す”を原動力にした語学への意欲はとにかくすごい。(田中)
家にいるのに家に帰りたい
クォン・ラビン著/チョンオ絵/桑畑優香訳(辰巳出版)
Vがグラミー・ミュージアムでのインタビューで紹介した本。BTSとYOASOBIと中島みゆきを聴きながら訳しました。 「家」とは有形の建物だけではなく、きっと人ぞれぞれ。 誰かを責めるわけにはいかない現実にうずくまった時、あなたが帰りたい「家」はどこですか?(桑畑)
ユリイカ2018年11月号(特集=K-POPスタディーズ)(青土社)
音楽的な分析に限らず、K-POPのこれまでの変遷、メディア戦略、ファン文化など、 様々な書き手が多彩な切り口からK-POPに迫ることで、多角的にK-POPを理解する手助けとなった永久保存版。(田中)
新大久保で会いましょう 全2巻
香穂著(講談社)
韓流の聖地である東京・新大久保を舞台にしたグルメコメディ。連載中は多くて1日2回、 新大久保に通ったという著者が描く青春ストーリーは、単なる現地情報に終わらず 「イケメン」や「萌え」といった韓流特有の要素も取り入れているので読み応えあり。(まつもと)
韓国歌謡史I 1895-1945 / 韓国歌謡史II 1945-1980
朴燦鎬著(邑楽舎)
「K-POP」という言葉が誕生するはるか昔、「歌謡」と呼ばれていた時代。 日本統治時代に農民が歌った「アリラン」から、1980年の光州事件の犠牲者のために作られた 「ニムのための行進曲」まで、音楽で韓国の近現代史をたどるタイムマシーンのような本。(桑畑)
チーズ・イン・ザ・トラップ ①~⑩
soonkki著(KADOKAWA)
初めて読んだ時から更新が待ちきれなかった韓国の漫画。韓国の大学生活の様子が分かる。 よくある学園モノのラブストーリーかと思いきや、 時間が過去に戻るにつれて人間関係の謎が解けていったり、登場人物の行動の理由が分かったりと、 ミステリー的な推理要素もあり奥が深くておすすめ。(田中)
K‐POP MANIA GUIDE
NOONAS著(朝日新聞出版)
Kポ沼にハマったものの韓国語は話せない、でも現地へ行きたい――。そんな人にお薦めの一冊。 チケットの取り方や移動手段といった基本的なことはもちろん、 ファンカフェの活用法やサイン会向けのメイクなどマニアックな情報が満載。 これであなたは一流のK-POPヲタになれる!(まつもと)
韓流スターと兵役
康熙奉著(光文社)
K-POPアーティスト(とファン)にとって、人生を左右するほどの切実な問題である兵役。 知られざる兵役の歴史から軍務の内容、揺れる芸能界と兵役の関係、 そして兵役後にキャリアの幅を広げた芸能人の例まで実例を挙げながら徹底解説。 第4章「兵役をいかに前向きに考えるか」に記された著者の言葉に、希望の光が。(桑畑)
Romeo/SHINee
K-POP界で伝説的なアートディレクターとなっているミン・ヒジン氏。 これまでSHINeeを多く手掛けてきましたが、初期の「Romeo」の頃から既に、 商業性よりもアートに振り切った挑戦的な構図や工夫が多く見られます。(田中)
2 COOL 4 SKOOL/BTS
BTSのデビューシングル。記念すべき一曲目で語るのは「10代20代を代表し/気ままに僕らの話をしよう」 というストレートな思い。彼らはなぜ世界を夢中にさせるのか。原点にじっくり耳を傾けてみると、ヒントが見えてくるかも。(桑畑)
We LOVE 韓ドラ -OSTヒッツ・コレクション-
韓国の大手ドラマ制作会社・スタジオドラゴンが手掛けた人気作品の主題歌/テーマ曲集。 『愛の不時着』『賢い医師生活』『応答せよ1994』など18作品を盛り上げた36曲をCD2枚に収録。 実力派シンガーや人気俳優の美声をたっぷり聴くことができる。(まつもと)
TRAVEL/MAMAMOO
ここ数年のK-POPシーンを語るときに必ず出てくる言葉が「ガールクラッシュ(女性が憧れる女性)」。 その代表格と言われる4人組が2021年に日本で発表した本作は、彼女たちの自信に満ちたボーカルが堪能できる。 中でも大ヒットした「Dingga」は一聴の価値あり。(まつもと)
4 Walls/f(x)
芸術的なパッケージ、スタイリング、MV、楽曲の完成度、全てが総合的に素晴らしいアルバム。 海外作曲家を取り入れK-POP全体のムードが変わってきた中でも、重要なピースになる1枚。(田中)
MAP OF THE SOUL : 7/BTS
『ユング 心の地図』をナビゲーターに、ユング心理学とギリシャ神話の深遠なる世界へどっぷりと。 ちなみに『BTSとARMY』の表紙は、このアルバムに収録されている「Mikrokosmos」の、 宇宙に輝く星のようなARMYをイメージしています。(桑畑)
翻訳家、ライター。早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂・ソウル大学政治学科で学ぶ。 「ニュースステーション」ディレクターを経てフリーに。ドラマ・映画のレビューやK-POPアーティストへのインタビューを中心に 『韓国語学習ジャーナルhana』『韓流旋風』『現代ビジネス』『デイリー新潮』『AERA』『Yahoo! ニュース 個人』などに寄稿・翻訳。 訳書に『韓国映画俳優辞典』(ダイヤモンド社・共訳)、『花ばぁば』(ころから)、『今、何かを表そうとしている 10 人の日本と韓国の若手対談』 『韓国映画100選』(クオン)など。
音楽ライター。ニックネームはK-POP番長。日本ポピュラー音楽学会員。1997年に韓国のポップスに夢中になったことから、その道のエキスパートになることを決意。『ミュージック・マガジン』や『ワッツイン』などの専門誌を中心に寄稿し、これまでにBIGBANG、KARA、Apinkといった韓国勢から、フィッシュ・リョン(台湾)、シーラ・マジッド(マレーシア)、ディック・リー(シンガポール)までインタビューを手掛ける。2012年に大人向けのK-POP専門レーベル「バンチョーレコード」を設立。最近では『ジャズ批評』と『韓流ぴあ』での連載やLOVE FM『Departure Lounge』のレギュラー出演なども。著書は『K-POP番長の好き好きKガールズ・ディスクガイド2014-2015』(A-link)ほか。
1989年生まれ。日本でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、K-POPのクリエイティブに感銘を受け、2015年に単身渡韓。 最低限の日常会話だけ学び、すぐに韓国の雑誌社にてデザイン・編集担当として働き始める。並行して日本と韓国のメディアで、 撮影コーディネートや執筆を始める。2020年に帰国してから、現在はフリーランスのデザイナーおよびライターとして活動。 過去に『GINZA』『an·an』『Quick Japan』『ユリイカ』『TRANSIT』などで韓国カルチャーについてのコラムを執筆。 韓国・日本に留まらず、現代のミレニアルズを惹きつけるクリエイティブやカルチャーについて制作・発信を続けている。
『BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか』(柏書房)、『BTSとARMY わたしたちは連帯する』 (イースト・プレス)、『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』(朝日出版社)の3冊すべてを購入した方の中から 抽選で25名様に「フェア特製プレート」をプレゼント!
<応募方法>
上記3タイトルの表紙が一緒に写った写真に「#春のKPOP祭り」とつけて、Instagram、Twitterに投稿するだけ。
<開催期間>
2021年4月10日(土) ~ 5月31日(月)
<注意事項>