kawasaki rose
1980年ごろに誕生した、数学者・川崎敏和による世界的に有名な折り紙の「ばら」。1985年に刊行された書籍で世の中にデビュー後、1987年に英訳本 “Origami for the Connoisseur” で、海外でKawasaki Roseと呼ばれるように。その後日本に逆輸入されて、氏のすべての「ばら」がカワサキローズとして知られるようになった。元祖「カワサキローズ」は、2003年から広島県福山市の平和活動で「折りばら」や「福山ローズ」として多くの人に折られている。
Origami is an
Art of
Mathematics!
「どうしても折りたいけど難しい…。DVDを作ってほしい!」という、多くの読者の声に応えて作りました! 特製の折り紙30枚が付いた「カワサキローズ」完全攻略キット!
折り紙作家。阿南工業高等専門学校教授。1955年生まれ。折り鶴変形理論で博士号(数理学)を取得。次々に独創的な折り紙を考案。とくにバラは"Kawasaki Rose"とよばれ、世界的に高く評価されている。日々、高専で教鞭をとって学生と向き合いながら、折り紙の創作活動を行い、講演等で国内外を飛び回っている。著書に『バラと折り紙と数学と』(森北出版)、『折り紙夢WORLD』『折り紙夢WORLD 花と動物編』『博士の折り紙夢BOOK』『究極の夢折り紙』『博士の実用夢折り紙』(小社刊)など。
両面色紙で作るガク付きのばら。カワサキローズの中でもっとも古く、原種に近いもの。
作者が1分で折れるので、こう名づけられた。折り目が決まっていないだけに難しいが、シンプルで自由な美しさがある。折る位置を調整できるので、好みの形に仕上げられる。
1分ローズのつぼみ版で最新のローズ。慣れれば3分で折れる、可憐なつぼみ。
コロンとした「蕾」と「開いたばら」の2種類ある。クリスマスケーキを飾るクリームをイメージしたばら。海外でKawasaki Roseと呼ばれるようになった作品。
「これが本当に1枚の紙?」と思ってしまうほど美しい。特殊な技法を使うので、他のローズを折ってからチャレンジしたい。