きみの町で

  • きみの町で
判型:四六判並製 / ページ数:168ページ / ISBN:9784255007182 / Cコード:0093 / 発売日:2013/05/30

きみの町で

重松清 著 / ミロコマチコ 定価: 1,430円(本体1,300円+税)

在庫: 在庫あり

あの町と、この町、あの時と、いまは、つながっている。

初めて人生の「なぜ?」と出会ったとき――きみなら、どうする?
一緒に立ち止まって考え、並んで歩いてゆく、8つの小さな物語。

失ったもの、忘れないこと、生きること。この世界を、ずんずん歩いてゆくために。

累計20万部、生きることをまっすぐに考える絵本「こども哲学」から生まれた物語と、新作「あの町で」を収録。

「小さな小さなお話を、ミロコマチコさんの絵の助けを借りて、一冊の本に編んでもらいました。
 すごくうれしいです。小さなお話でも、深い問いかけを込めたつもりです。
 きみの町と、きみに思いを寄せてほしい遠くの町のお話とを組み合わせました。
 ゆっくり読んでいただければ、と願っています」 ――重松清

目次

よいこととわるいことって、なに?
きもちって、なに?
知るって、なに?
あの町で
いっしょにいきるって、なに?
自分って、なに?
自由って、なに?
人生って、なに?

著者紹介

  • 重松清(しげまつ きよし)
    1963年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て執筆活動に入る。
    ライターとして幅広いジャンルで活躍し、1991年に『ビフォア・ラン』で作家デビュー。
    1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。
    著書に『流星ワゴン』『疾走』『みんなのなやみ』『その日のまえに』『きみの友だち』『青い鳥』『とんび』『希望の地図』『空より高く』『また次の春へ』など多数。


    ミロコマチコ
    1981年、大阪府生まれ。京都精華大学人文学部卒。
    23歳のとき、独学で絵を描きはじめ、2005年に初の個展開催。主に動植物を描き、全国で展覧会を多数開催する。
    2010年に自主制作絵本『やまのいえで』を刊行。2011年「HBファイルコンペvol.21」藤枝リュウジ賞受賞、2013年『オオカミがとぶひ』で日本絵本賞大賞を受賞。
    著書に『ホロホロチョウのよる』、『サバンナの動物親子に学ぶ』(共著)がある。美術同人誌『四月と十月』の同人。

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